生徒が得意な物理て失敗しました。
理系科目は
得意な子がよく失敗して
実力とかけ離れた悪い点をとることがあります。
今回は
意外な問題量の多さが引き金でした
たいてい
テストの構成は
最初に基礎問題 配点低め
中間 応用問題
最後 難問 配点高い
でできているんてすが
基礎問題を解いているうちに
時間が気になりだした。
気になり出したらそわそわしてきて
基礎問題をあわてて
解き終え
応用問題にいくと
(物理では当然の)煩雑な問題
途中でやめて、難問にもチャレンジしてみます。
うまくいきません
ここからパニックの始まりです。
頭の中に、解き終えていない問題が残ります。
時間も気になります。
それを増大させるのは
自分は解けるはず
と
いい点をとるにはどの問題を解こうか
と
こんなはずじゃない!
というあせり
集中力も切れて
時間終了
これ
生徒にはすごいダメージです
もしかしたら
入試でもあるかもしれないから
静岡の高校入試で
パニックになって、解けなくなってしまった(あとからとけば解けるのに)
科目は数学が1番です
得意な子もなります
まずは
生徒の不安をおさめるために
問題を解き直します。
テストの時間で
タイマーを設定
終わらなかったら
タイマーをストップウオッチに変えて
最後まで解きます
解き終えたら自己採点
今回はテストが60前半の生徒も
一問を残して解けました。
時間はオーバーしましたが
理解度の問題ではないとわかり
一安心です
つぎは
予防対策です
得意な科目を受ける生徒は
できれば満点!最低でも80点!
と
テストに向かいます
攻撃的な姿勢ってもろいんです
思惑通りにいかないと
くずれてしまう
今回は
生徒の意気込みやプライドを抜かなくてはなりません
謙虚に、とか、一問集中、とか
スローガンじゃ無理です
では
目標をゆるくしましょう
何点から始めるか
最高点の設定ではなく、最低点、出発点の設定です
問題構成と生徒の実力、試験時間から見て
苦労なしで取れるのは60点
だいたい、そこから5点上乗せが平均設定です。
では、60点から始めましょう。
と
決定
生徒は少しホッとしたよう
60点は何のプレッシャーでもないから
今回は問題を見て
計算の多い応用問題を後回し
難問が意外に簡単なのでそちらで点をとり
残りの時間で計算を、部分点も狙うことにしました。
パニックの原因を
分類して
分析し
対策をとる
対話することで
いやな感情をなるべくのこさない
次回のテストが、不安ではなくて
新しい実験になるように
設定する
毎回テストの後はこれを繰り返します
この作業が
受験に 対話をいれることの
利点の一つかな、
とおもいます