昔々、平地に出ることはとても危険なことだった。
周り中から見える、視界の広さ
隠れるところのない不安
見知らぬものに合う恐怖
そして
心を掻き立てる刺激
どこまでもいけるという無敵感
自分を大きく見せ他を圧倒したいという欲望
それらを持った人間を、文化と社会が飼いならしてきた。
それを健常とよぶなら、
障害と言われる特徴を持つことは
深い森を心に持ち
そこから出ていくことに、
原始的な不安をもつ
根本的な人間の特徴をもつということではないか、と思います。
愛おしい特徴です