うちの子は国語ができません。本をよまないからでしょうか?
1番多い相談です。
いえ、本を読むのはレベルの高い行為です。
まず、字を読めるのか、確認してみてください。
失礼な、とおもうかもしれませんが、
国語が苦手な生徒さんで、ひらがなの読みに問題がある子は意外と多いのです。
は、が、の、を といった助詞の見当がつかないため、単語の塊をみつけられずに、変なところで区切ってしまう。
言葉のかたまりに意味を与える推測力がない。
これは。言葉の知識量に関係する話
そのまえに
単に文字に慣れていない子もいるのです。
絵本を読むことは、情操面だけではなく
ひらがなの羅列を分節として読む訓練でもあります。
同音異義語の多い日本語では
状況に応じて単語の意味を推測するのは
重要な技術です。
これは、学校や塾で習得するには時間がなく、
本人が身につけた知識を運用していくしかありません。
ひらがなの絵本をあまりはやく卒業させないであげてください。
そして、家に文字を取り入れる。
走り書きの伝言
覚書のメモ
なんでもいいのです。
塵も積もれば山となる
です!