静岡県浜松市(エージーゼミ)あゆみ塾長のブログ

算数苦手を得意にするAgZemi(エージーゼミ)のあゆみ塾長のブログです。勉強の仕方がわからない小学生や中学生、算数苦手な子、考える力をつけて受験に成功しよう!

「最善を尽くす学び」と「受験に勝つ学び」のあいだで——学習のバランスをどう取るか? 受験にシフトする夏にするには

学校生活において、目の前の課題や授業に対して「最善を尽くす」姿勢はとても大切です。提出物に丁寧に取り組むこと、授業中に真剣に話を聞くこと、先生や仲間とのやりとりを通じて学びを深めていくこと——これらは学力の土台を形づくるうえで、欠かせない営みです。

しかし、受験期になると、この「最善の姿勢」がそのままでは成果に結びつかないことがあります。なぜなら、受験には「戦略的な学習」が必要だからです。

⸻最善を尽くすことが裏目に出ることもある。

たとえば、定期テストで満点を取ることにこだわりすぎて、受験にはあまり出題されない細かな知識に時間を割いてしまったり、内申点を気にしてすべての教科に均等に力を入れたりすることがあります。

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。ただし、受験という目的に照準を合わせたとき、「何を優先するべきか」を取捨選択する力が必要になるのです

「真面目な子ほど受験に失敗する」って本当?

これはある意味で真実を突いています。真面目で努力家の子ほど、学校の課題や先生の指示に忠実に従い、丁寧にこなそうとします。しかし、受験では「今この時期にやるべきこと」だけを選んで集中すべき場合もあります。

つまり、受験のためには「よく頑張ること」よりも、「正しく頑張ること」が求められるのです。


学校の学習と受験勉強のバランスの取り方

では、どうすれば両立できるのでしょうか?以下にいくつかの実践的なポイントを挙げます。

1. 学校の授業は「復習」の場と考える

受験勉強で先に予習的に学んでおき、学校の授業でその内容を確認・定着させるようにすると、無理のない二重学習になります。

2. 定期テストは戦略的に取り組む

内申点が必要な場合(特に高校受験)には重要ですが、すべての教科を全力でやるのではなく、受験に直結する主要教科を中心に力を入れましょう。

3. 「今、必要なこと」を可視化する

自分の志望校に必要な科目・単元を一覧にして、今の自分にとって優先すべきことを明確にしましょう。「できている感」ではなく、「必要な学力」ベースで学習計画を立てることがカギです

「頑張り方を変える」ことは裏切りじゃない

努力の方向を変えるとき、「学校の先生に申し訳ない」「手を抜いているような気がする」と感じる子どもも少なくありません。でも、それは決して裏切りではありません。むしろ、目標のために自分の力を最も生かす方法を選ぶという、とても戦略的な判断です。

家庭では切り替えにくい最適策

外部に相談するのも有効ですね。

【高校1年生向け】数学につまずき始めたら、夏が立て直しのチャンス!

高校に入ってからの数学、

「中学までは得意だったのに、急にわからなくなった」

「授業についていけないのに、質問できない」

そんな悩みを抱えている高校1年生は、実はとても多いです。

でも、夏からの数ヶ月が立て直しのチャンスです。

ここでは、高校数学の苦手克服のために塾を始める流れをご紹介します。

 

ステップ1:まずは学習相談へ

塾のサイトやメルマガを登録して学習相談わしてくれる塾を探しましょう。今の成績や定期テストの答案、日々の学習の様子をもとに、つまずいている原因を一緒に見つけていきます。

「何がわからないかが分からない」という状態でも大丈夫です。

ステップ2:夏にするべきことを決めます。

数学Iの基本計算、関数、図形……どこに穴があるかを見極め、必要な単元を絞って集中的に学習できるようなプランが提示されます。

ステップ3:無料体験で雰囲気を確認

 

実際の授業を体験することで、「この先生なら聞きやすい」「解説が分かりやすい」と感じられるかをチェック。

理解できる感覚を取り戻す、第一歩になります。

ステップ4:受講スタートで本格的なリカバリーへ

一度つまずいた数学は、自然に放っておいても戻りません。

だからこそ、夏の間に集中的に見直すことで、2学期以降の授業がぐっと楽になります。

夏から塾を始めるときの流れとは?【中学受験】

 

「受験勉強、そろそろ本格的に始めた方がいいのかな?」

そんな悩みを抱えるご家庭にとって、夏は“学習環境を見直す”ベストタイミングです。

 

ここでは、中学受験を視野に入れた学習塾選びと受講の流れを5ステップでご紹介します。

 

ステップ1:まずは学習相談へ

多くの塾では、最初に生徒の現在の成績や模試の結果、志望校の希望をもとに面談を行います。ウェブサイトやチラシから気になる塾をピックアップ、日々の勉強の様子や、保護者の方の不安なども、遠慮なく相談してみましょう。

 

ステップ2:志望校や学力に応じた学習プランの提案をうける。

相談内容をふまえ、塾側が一人ひとりに最適な学習計画を作成してくれます。

「算数の計算力を強化」「国語の記述対策を重点的に」など、具体的な方針が示されることが多いです。

ステップ3:体験授業を受けてみる

実際に授業を受けることで、先生の雰囲気や授業スタイルを確認できます。

「先生と相性が良さそうか」「緊張せずに質問できそうか」など、保護者も見守ってあげたいポイントです。

ステップ4:正式に受講スタート

体験後、納得の上で受講スタート。

夏は、特別講習や苦手克服の集中プランが組まれている塾も多く、スタートには絶好の時期です!

今までの遅れを取り戻すのに最適な夏休み!良い学習体験を手に入れましょう!

 

「何点だったの!?」の前に見るべきもの

〜テストの点数だけで叱っていませんか?〜

◆その「60点」、本当に悪い点ですか?

テストが返ってきたとき、つい目に飛び込んでくるのは「点数」です。

でも、「60点」という数字の本当の意味、考えたことはありますか?

平均点が45点のテストなら、それは上位層の成績かもしれません。

◆数字だけを見て叱ると、子どもの心はどうなる?

親:「60点?なにこれ!」

子:「…頑張ったのに。」

点数だけで否定されると、子どもは「努力はムダ」と感じてしまいます。

やる気を引き出すはずの親の言葉が、逆に心をしぼませてしまうことも。

◆平均点・難易度・前回比。評価の「3つの視点」

テストの価値を正しく見極めるために、親が持ちたい3つの視点:

平均点:難易度や全体の傾向がわかります
本人の前回比:成長のペースが見えます
問題の中身:ケアレスミス?理解不足?どこが課題か見えてきます

◆叱るより、気づかせる言葉を

「なんでこんな点取ったの?」ではなく、

「この問題、どこが難しかった?」
「この教科、前よりできるようになったね」
「次はどう勉強したらいいと思う?」

こんな声かけが、子どもを「反省」ではなく「改善」へ導きます

◆まとめ:テストの点数は、親子の対話のきっかけに

点数は「評価」ではなく「会話の入り口」です。

落ち着いて、優しく、ていねいに。

テストの後こそ、親子の信頼を深めるチャンスです!

期末テスト前日にやるべき!テスト範囲を短時間でしっかりおさえよう

1. 範囲の全体像をつかもう

• リストを作る

教科書やワークに書いてある章や見出しを、ノートにずらっと書き出そう。

• 大事なところに★マーク

先生が強調した部分、配点が高そうなところ、よく耳にしたキーワードがある問題は★3つ、公式が入っている問題は★2つ、ちょっと確認だけでOKなとこは★1つ。見える化できれば、何から手をつけるかすぐわかるよ。

2. 優先順位をつけよう

• 20%の大事ポイントで80%の点を狙う

★3のところを中心に勉強時間を使って、★2→★1の順で進めよう。

• 赤ペンで要チェック

間違えた問題や苦手なところは赤ペンで囲んで、「最優先リスト」にまとめると気持ちがブレないよ

 

3. 要点を「型」にまとめよう

• 数学・理科

公式の使い方や解き方の流れを、①~③のステップに書き出しておく。

• 英語

よく出る単語・フレーズを紙1枚にギューッとまとめて用意すると、見るだけで頭に入りやすいよ。

• 社会・国語

歴史は年号と出来事をリズムでつなげて覚えよう。現代文は「要旨と根拠」を問題集の解答からセットでノートに書くと見返しやすい!

4. アクティブリコール(思い出し勉強)で定着

• セルフテスト

問題集をチラ見せしないで、一度自力で解いてみる。間違えたら付箋に理由を書いて、すぐ復習

5. 本番に近い練習+すぐ振り返り

• 時間をはかって解く

本番の三分の一の時間で単元別ミニテストをやってみよう。時間配分の練習になるし、緊張感も体験できるよ。

• すぐ答え合わせ

解けたあとにすぐ答え合わせをして、

もう一度チャレンジ

間違えた問題だけもう一度解いて、正解できるようになるまでやってみて!


6. 体と心のケアも忘れずに

• こまめに休憩

25分勉強→5分休憩の「ポモドーロ・テクニック」がオススメ!

• 水分・軽いおやつ

飴やフルーツでちょっとエネルギー補給してね。

• ストレッチ&深呼吸

イスに座ったままでも、肩回しや首ストレッチをするとリフレッシュできるよ。

• 成功イメージ

寝る前に「明日のテスト、うまくいく!」と3回くらい心の中でつぶやいてみよう。不安は禁物、脳の働きを鈍らせます

 

これで、前日の限られた時間でも効率よくテスト範囲をおさえられるはず!ムダをなくして、しっかり得点アップを目指そう。がんばってね!

定期テスト2日前!点数+内申を上げるために「今」できること

定期テストまであと2日。この「残り48時間」で何をするかが、成績だけでなく「内申」にも大きく関わってきます。

1.苦手なところを絞って確認

今から全範囲をやり直すのは現実的ではありません。

まずは**「自分がどこを落としやすいか」**を把握し、ピンポイントで復習をしましょう。

教科書やワークの間違えた問題
授業中に「?」と思った単元
過去問や予想問題でミスしたところ

この「最後の穴埋め作業」が、得点の底上げにつながります。

2.目指すのは「点数」+「提出物」+「姿勢」

学校の成績は、点数だけで決まりません。内申に関わる要素は以下の3つ。

□テストの点数
□提出物の完成度(ワーク・ノートなど)
□学習への姿勢(字の丁寧さや期限厳守など)

たとえテストで80点でも、提出物が未完成なら「評価」は下がります。逆に、テストが70点でもワークを丁寧に仕上げ、字が読みやすく、期限を守っていると高評価になることもあります。

3.今日からの具体的アクション

✅ ワークやプリントの「やり残し」をチェック
✅ ノートの字を丁寧に書き直す(清書してもOK)
✅ 教科ごとに「最優先で復習する単元」をリスト化
✅ 提出期限を確認。忘れ物ゼロを目指す!

 

提出物の丁寧さ、誠実さは、「この子は普段から真面目に取り組んでいる」という大事なメッセージになります。特に受験を見据える中学生にとって、内申点は合否を左右する「見えない得点」です。

期末テスト10日前!土日を最大活用するために今やるべきこと

期末テストまで、あと10日。

この10日間をどう使うかで、テスト結果は大きく変わります。

ここで大切なのは、「順序立てて勉強する」こと。

いきなり応用問題に飛びつくのではなく、基礎を固めてから応用に進むことが、結局いちばん効率的な学習法です。

◆ 平日:基礎の徹底

まず、テスト直前の土日までの平日(5日間)でやるべきことはただ一つ。

「基礎の徹底」

教科書を見直す
ワークの基本問題を解き直す
授業ノートやプリントの確認
苦手な単元をチェック

 

この段階では、「できるつもり」を排除し、実際に手を動かして解けるかを確かめることが重要です。

◆ 土日:応用問題・実戦演習

そして、テスト直前のは最大の勝負所。

ここは2日間まとまった時間が取れるチャンスです。

この時間を使って、以下のような勉強に取り組みましょう。

応用問題に挑戦(ワークの後半や発展問題)
実際のテスト形式の問題演習(時間を計って)
過去問や予想問題にチャレンジ
自分の間違えた問題の再チェック

 

ここで「できない問題」をあぶり出し、テスト直前の最終調整に備えます。

◆ なぜこの順番が大事なのか?

 

テスト勉強は、「基礎→応用」の順番が最も定着率が高く、点につながりやすい方法です。

基礎ができていないまま応用問題に進んでも、解けないストレスが残り、かえって自信を失ってしまうことも。

まずは足場を固めて、週末で一気に実戦力を伸ばす。

この順番で勉強を進めれば、テスト本番では「見たことある!」問題が確実に増えているはずです。

 

 

 

10日間の過ごし方が、結果を決める。

今から計画的に動いて、最高の準備をしていきましょう!